藤木伝四郎商店
樺細工と日々を歩むくらし。
秋田県仙北市角館町の伝統工芸、樺細工(かばざいく)の茶筒です。
山桜の幹から綺麗に剥ぎ取った桜皮は、職人が手作業で削りと磨きを繰り返すことで、光沢とつやのある「無地皮」に仕上げられます。
昔からの樺細工の技法をそのままに、内側まで全て木で作られているため通気性に優れており、日本茶だけでなく、紅茶やコーヒー豆の保存にも最適です。内蓋につまみはなく、そのスペースに茶匙を収納したり、茶葉の置き場として使える機能性も備わっています。
樺細工は人の手で触れられることで味わいに深みが増します。そのため、日常的に使い続けてもらうことが一番のお手入れ方法です。自然で育まれた桜皮の豊かな表情がくらしに華やぎを添えてくれる一品です。
角館 伝四郎について?
『角館 伝四郎』は、1851年(江戸時代嘉永四年)の創業以来、七代にわたって高品質な樺細工を作り続けている「藤木伝四郎商店」のブランドです。
表情豊かな素材と、170年の伝統に裏付けられた技術力、今の空間に調和したデザインで、暮らしに華やぎを添えるもの作りを続けています。
技法・素材について
秋田県仙北市角館町に伝わる樺細工(かばざいく)。木の皮を剥ぎ、熱したコテで巻きつけるように貼っていく技法で作られます。
その中でも、「型もの」「木地もの」「たたみもの」と呼ばれる3つの技法を使いわけて製品を生み出しています。
素材である樺(かば)とは「山桜の樹皮」のことを指しますが、藤木伝四郎商店ではその他の木の素材も取り入れることで、モダンな製品を数多く生み出してきました。
今の生活に取り入れられる伝統を、お楽しみください。
作り手 | 藤木伝四郎商店 |
産地 | 秋田県仙北市角館町 |
サイズ | 直径80×高さ120mm 容量:150g |
素材 | 桜皮、天然木(研磨仕上げ) |
お手入れ | 水洗いはお避けください。汚れがついた場合には、ウエスなどで磨くことをお勧めします。 |
ご注意 | 一点一点木目に個体差があり、掲載写真とお届けする商品に差が出る場合がございます。木の色が濃くなり、味わいが出てきます。 |
HP | http://denshiro.jp/ |