東北の夏を感じる工芸品
東北の夏を感じる工芸品
夏を涼しく、そして楽しく過ごすことができるアイテムをご紹介いたします。
今年の夏特集では、涼やかな佇まいと実用性を兼ね備えた「かごバッグ」を豊富にご紹介。
自然素材のやさしさと経年変化の美しさを楽しめる一品を集めました。
2025年の夏を彩る、あなただけのお気に入りを探しに。
かごバッグフェアとあわせて、どうぞごゆっくりご覧ください。
夏の記憶を編み込む
かごバッグフェア
風に揺れる草の音、陽ざしに透ける影。そんな夏の情景が似合うのは、やっぱり天然素材のかごバッグ。
自然のままの風合いは、持つたびに手にやさしくなじみ、時を重ねるごとに深まる色や艶さえも、あなただけの「味」になっていきます。少しずつ変化していく姿に、その夏ごとの思い出が重なって、気づけば一番のお気に入りに。
今年の夏も、来年の夏も。季節とともに育つ、あなただけのかごバッグを。
東北各地の夏の祭りがモチーフに。
東北の祭りが、今始まる。
夏を涼しく、軽やかに。
夏におすすめピックアイテム
青森県の伝統工芸品「津軽びいどろ」。ガラスをねじることで生まれた螺旋状のペン軸を覗くと、そこには雫のような形が連なっています。深みのある青のガラスは光を受けるたびに異なる表情を見せ、綴られた言葉や気持ちの余白の上に木漏れ日のようなきらめきを零します。
国指定伝統的工芸品の川連漆器。欅と栃と桂、イタヤ材を使用した、ちょっと変わった名前の、ひゃるカップ。漆を塗っては拭き重ね、使い続けるうちに色と艶が増し、漆の経年変化も楽しめます。約350mlほど入り(ひゃる)、様々な飲み物からお酒も楽しめます。
海を思わせるような深みのあるブルーのうつわの正体はすべて、工房のある、宮城県石巻市の地域でとれる土・石、そして貝殻。色・形・素材すべてが土地風土を凝縮して結晶した、道具としての器です。その土地のもので、いつも使えるうつわを。
山形県米沢地区で発展した米沢織の特長を活かし、日本古来の小紋柄を織りで表現した人気シリーズ「米織小紋」。夏のお出かけにぴったりな涼し気な柄から、桜や梅などの可愛らしい柄まで種類が豊富です。
日本三駒のひとつ、青森県の八戸の民芸品である八幡馬とデザイナーがコラボした現代風八幡馬「四季の八幡馬」。水兵さんのような可愛らしいボーダーラインに首元のリボンが特徴的です。
「大野木工」で知られる、岩手県九戸郡洋野町大野地区。紙製のアイスカップをモチーフにしており、アイスカップのような玉縁があることで持ちやすく、また厚みがあるため保温性が高く割れにくいやさしい器です。
宮城県仙台市に伝わる伝統工芸、「玉虫塗(たまむしぬり)」。東北工芸製作所の日々の生活に寄り添うシリーズTOUCH CLASSICの風鈴です。清らかな音色と、色合いのコンビネーション。目と耳で季節を感じることができます。
ユニバーサル食器として、すべての器の垣根を越えたいとの想いから、片手での掬い易さ、力の無い人にとっての持ち易さ、日常使いでの丈夫さ、誰にとってもいつまでも飽きの来ない普遍的な美しさをもつてまる食器シリーズ。
仙台七夕まつりの七夕飾りをアップサイクルしたうちわです。七夕に願いを書く短冊や吹き流しには、中国の陰陽五行説という考え方に由来した「青(緑)、赤、黄、白、黒(紫)」の5色を使うことで短魔除けの意味を持たせたと言われています。