来たる年末年始の
おすすめアイテム特集
来たる年末年始の
おすすめアイテム特集
来年の2025年を共に過ごしたい巳の干支人形と縁起物、そしてあたたかいお料理を美味しいままで食べられるお正月のおせちやふだんづかいにぴったりな漆塗りのうつわをご紹介いたします。
巳(へび)は「復活と再生」を意味します。脱皮し強く成長するへびは、その生命力から「不老長寿」を象徴する動物として信仰されてきました。また、白蛇は七福神の弁財天の使い神とされ、財運を招くとされています。
漆塗りのうつわ
あたたかい食事をあたたかいまま美味しくいただける。ふだんづかいにぴったりな漆塗りのうつわは、お正月にお客様がいらしたときにも重宝します。
陶磁器やガラスに比べてとても軽く、口当たりがやさしい漆塗りのうつわ。天然の漆には菌の繁殖を抑える抗菌作用があるため、昔からおせち料理の重箱としても使われてきました。あたたかいお料理を美味しいまま食べられる保温性も嬉しい特徴。熱いものを注いでも手には熱さが伝わりにくく、お子さまやご高齢の方でも安心してお使いいただけます。
漆器をふだんづかいできるもうひとつの理由は、その丈夫さとお手入れの簡単さ。使った後はぬるま湯で洗って柔らかい布で拭きあげます。漆器は使い込むことで磨かれ、艶が増すため、毎日使うことが長持ちするコツ。年月がたつと共に漆の美しさが際立ってきます。少しの思いやりで一生もののうつわを育てることができる、身近な工芸品です。
秋田県湯沢市川連地区で生まれた、800年の歴史を持つ国指定伝統的工芸品『川連漆器』。特徴は、防腐や防虫の効果もあるその堅牢さと、厚い仕上げの美しい塗り。「花塗り」と呼ばれる、技法により、味覚だけでなく、厚い仕上げの花塗りならではの触感や光沢の美しさといった視覚でも食事を楽しむことができます。
青森県弘前市の「津軽塗」。三百余年の歴史を有する堅牢優美な漆器で、日々を彩る実用品として、地域を超えて、多くの人に愛され続けています。
漆液の塗り・研ぎ・磨きは38~48回にも及び、俗に『馬鹿塗』とも称されるほど手間と時間を惜しみなく注ぎ込まれて作られます。
温もりと丈夫さを併せ持つの岩手県の「安比塗」。八幡平市安比地区を含む北東北一帯には、縄文時代からウルシの木が多く自生し、日本有数の漆の産地として透明度・発色・硬度に優れた上質な生漆を産出しています。
この恵まれた環境を生かして古くから生活に根ざした漆器がつくられてきました。
いかがでしたか?
東北スタンダードマーケットでは本日紹介した工房以外にも、漆塗りのアイテムを取り扱っておりますのでぜひそちらもご覧ください。
行く年を惜しみつつ、来る年を指折り数える年の暮れ。
みなさまがお気に入りのアイテムと共に、また良い年を迎えられますようお祈りしております。
日本の豊かな自然の彩りや季節感をガラスで表現する青森の伝統工芸品「津軽びいどろ」と、Rinキャンドルの優しい光をかけ合わせたカネイリオリジナル商品「びいどろっぷ」等、カネイリと津軽びいどろのコラボ商品。
#tohokuruではオリジナルアイテムも多数取り扱っております。出会ってきた工芸家の方々と、一緒につくりあげてきたアイテムや、東北の郷土文化をモチーフのグッズ等、東北愛あふれるアイテムをお楽しみください。
東北にゆかりのあるクリエイターや、わたしたち東北スタンダードマーケットが今まで出会ってきた工芸家・クリエイターの方々と彼らが生み出すアイテムをご紹介いたします。ぜひご覧くださいませ。