笹野一刀彫 鷹山
山鳥 5号
笹野一刀彫
SKU: 1000000003818
サルキリと呼ばれる大きな刀一本で作り上げる「笹野一刀彫」の山鳥です。
山形県米沢市笹野地区は、上杉鷹山の禄高があるようにと、鷹の形の「お鷹ぽっぽ」という置物の産地として知られています。お鷹ぽっぽは、米沢藩主上杉鷹山公が、農民の冬期の副業として工芸品の製作を奨励したことにはじまり、魔除けや“禄高を増す”縁起ものとして、親しまれてきました。
しかし、実は「お鷹ぽっぽ」が生まれる以前にも笹野地区は一刀彫の産地で、かつては子どもが背負って遊ぶこともあったとか。
「ぽっぽ」という言葉が、アイヌ語で「玩具」という意味を持っているという説もあり、その昔は東北各地にもアイヌ民族が暮らしていたことから、そう名付けられたのかもしれません。
笹野彫の材料は、土地の人々が、《アブランコ》と呼んでいる野生の《喬木》で、これを十分乾燥させ、サルキリ・チジレという独特な刃物で削り、彫って、簡単な彩色を施したもの。コシアブラの独特の柔らかさが美しいカールを生みます。その野趣豊かで古拙な味は他の玩具類には求め難い風格として親しまれております。
作り手 |
笹野一刀彫 |
産地 | 山形県米沢市 |
サイズ | 高さ12cm 幅12cm個体差あり |
素材 |
木 |
お手入れ | 水濡れによって羽の部分が伸びてしまいます。湿気にご注意くださいませ。 |
ご注意 | 一点一点の絵付けの表情、彫り方に差があります。特に、元々の木材の形によっては全体が少し曲がっていることもございます。あらかじめご了承くださいませ。始めは白木ですが、どんどん色が濃くなっていきます。 |
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