秋田・川連塗 寿次郎
良い物を大事に使う、普段使いの川連漆器。
「きのこ盃」は不老長寿を願う縁起物で、古くより伝承されてきたものです。
5つの盃を重ね合わせるとキノコの置物になり、中に入っているサイコロを使った余興が楽しめる、遊び心満載の盃セットです。遊び方はとてもシンプル。
松竹梅と鶴亀の大小五種類の盃があるので、サイコロの目で出た盃の酒を飲み干し、「芸」の目が出たら芸をするというもの。
大勢の人とお酒を飲む機会にお楽しみいただけます。
酒席や宴席だけでなく、晩酌のお供にも。くれぐれも飲みすぎにはご注意ください。
川連漆器
国指定伝統的工芸品で、800年以上の歴史を持つ、秋田県湯沢市川連の漆器。東北の木地素材を時間を掛けながら燻製乾燥させる、昔ながらの技法にて制作。これにより割れの原因となる狂いや歪みが軽減し、防腐や防虫の効果を生み出しています。使い続けるごとに色ツヤが増していく魅力も、最終仕上げの塗りが厚い川連漆器ならではの特徴。天然木と天然の漆による安心素材で見た目にも美しく、堅牢さと抗菌作用を持ち合わせた本物の漆器です。
秋田・川連塗 寿次郎
漆器は、その土地から生まれ、その土地で愛用されるものでした。寿次郎では、こうした本来の漆器のあり方を次世代へと繋いでいくため、その本質は変える事なく、変わりゆく人々の暮らしに寄り添い続ける事を目指す「不易流行」の志のもと、日々、技の研鑽を重ね、自家栽培の漆や、一つ一つの工程を大事にした漆器づくりを行っています。
何時の時代でも手に入る普遍的な素材で手づくりされているからこそ、修理を重ねて永く使えることも漆器の魅力です。良い物を大事に使う。現代にこそ求められる日用品のあり方だと寿次郎は考えます。
https://tohokuru.jp/blogs/tohoku_column/jyujiro_2021
作り手 | 秋田・川連塗 寿次郎 |
産地 | 秋田県湯沢市 |
サイズ | 約8.5φ×10cm |
素材 | 栃材・漆・砥粉・地ノ粉(珪藻土)・金蒔絵 |
お手入れ | ご使用前に40度以下程のお湯で軽く洗って(湯通し)からご使用ください。軽い汚れは、40度前後のお湯で優しく洗って下さい。油汚れは、食器用中性洗剤を薄めて、布巾や柔らかいスポンジで洗って下さい。水切り後、乾き切らないうちに布巾で手早く拭けば、水滴の跡は残りません。 |
ご注意 | タワシ、磨き粉、食器洗浄器・電子レンジのご使用は製品を傷めることにもなりますのでお避けください。 |
HP | http://jujiro.jp/ |