大槌の元気なお母さんから
ひと針ずつ、想いを込めて。

岩手県大槌町に住む職人（刺し子さん）の手で、一つ一つ手仕事によって作られている「ちょっとそこまで」のお出かけにぴったりのトートバック。会社のお昼休みや、休日のコンビニ・公園などのちょっとしたお出かけ。そんな「ちょっとそこまで」というときに、持ってきたい。そんなバッグです。

バッグのロゴデザインには、刺し子の伝統柄のひとつでもある「平三崩し（ひらさんくずし）」をアレンジし、家の外壁や床などの組み木を模しています。「HOME」には、故郷や家など、誰もが大切にしているもの、大切にしたくなるもの、という想いを込めています。

伝統柄をシンプルかつモダンにアレンジし、カジュアルな中にも温かみが感じられる大槌刺し子らしいバッグです。

素材はコットン100%のキャンバス地。しっかり厚みもあり、ものを少量しか入れない場合でも、形が崩れません。また、コンパクトに折りたためるくらいの厚さなので、お買い物用（エコ）バッグとしても重宝。

マチが10cmあるので見た目以上にたっぷり入ります。ペットボトルやお弁当をいれるランチバックとして、また、本やタブレットの持ち運びにも最適です。その他にも、お子様用のお稽古バッグ・お弁当や水筒入れ・お買い物用バック・荷物が多いときのサブバック、親子でお揃いで持つものおすすめです。

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＜大槌刺し子プロジェクト＞
東日本大震災により、町や大切な人、家、仕事を奪われ、綻んでしまった大槌という町を「刺し子」を通してもう一度、繕い補強し、みんなが誇れる美しく、たくましい町にしていきたい。2011年6月、大槌町発、一歩を踏み出した女性たちによるプロジェクト。避難所生活で仕事や家事などの役割を失ってしまった女性たちが、「何かをしたい」という思いからはじまったのが、避難所とういう限られたスペースで、針と糸、そして布さえあればできる「刺し子」の制作でした。

刺し子は、かつて貴重だった布地を繰り返し補修し、長く大切に使う生活の過程で発達した文化。特に東北では、厳しい寒さを凌ぐために、布を何枚にも縫い重ねて保温をする独自の技術が広まり、時代の流れの中で形を変え、糸目を重ねて美しい模様を描き出すものへと変化をしてきました。

もともと収入を得るための仕事ではなく、母が大切な家族のことを思い施した手仕事である刺し子。お母さんたちが生きがいを見つけ、元気に輝けば、家が明るくなり、地域が変わる。岩手県大槌町の女性たちが日本の伝統手芸である「刺し子」を、布地の上にひと針、ひと針ほどこすことで、手仕事のぬくもりを伝えています。