東北スタンダードマーケット×kogin.net
こぎん刺しとは、弘前に伝わる刺し子の技法で、他の刺し子とは異なり、縦の織り目に対して奇数の目を数えて刺します。かつては藍で染めた麻布に白綿糸で刺し、衣服に仕立てて着用していました。現在ではデザインとして楽しまれていますが、粗い布目を刺し子で埋め、保温性・強度を高める工夫から生まれた先人の知恵によって生まれた伝統技法です。
「こぎん刺し模様てぬぐい」はグラフィックデザイナーの視点でこぎん刺し模様の研究・応用に取り組む山端家昌さん(kogin.net)によるデザイン。菱形を主としたこぎん刺しの柄「モドコ」を組み合わせた幾何学模様が複雑な生み出しています。名取屋染工場の注染によって染められた深い藍色は、洗いを重ねることで使い込まれたこぎん刺しのようなやわらかな風合いに。じっくりとその変化を楽しんでください。
デザイン:kogin.net
製造:株式会社名取屋染工場
宮城県仙台市の「名取屋染工場」は、明治35年に創業した染物の老舗です。1世紀を超える長い歴史の中で、「常盤型」と呼ばれる型紙染などを用い、着物や手ぬぐいなど多彩な染物を創ってきました。古い型紙は、今もモダンに感じる普遍的なデザインが施されている一方、劣化や破損によってその多くが使用できなくなっています。東北STANDARDでは、常盤型型紙をトレースした常盤型デザインシリーズのてぬぐいもコラボレーションにて製作しました。
作り手 | 東北スタンダードマーケット×kogin.net |
産地 | 宮城県仙台市 |
サイズ | 長さ100×幅35cm |
素材 | 綿100% |
お手入れ | 手洗いを推奨いたしますが、ネットに入れての洗濯も可能です。使い始めは色落ちの可能性がありますのでご注意ください。また端にほつれが出ることがございますが、織りの仕様のため、無理に引っ張らずにお切りください。 |
ご注意 | 一点一点手染めのため仕上がりに個体差があり、掲載写真とお届けする商品に差が出る場合がございます。 |