東北工芸
宮城県仙台市に伝わる伝統工芸、「玉虫塗(たまむしぬり)」はあでやかに照り返す発色と輝きがタマムシの羽根を思わせ、日本を代表する工芸品として、世界に輸出されました。
艶やかな玉虫塗のワインカップペア。模様は金箔を一つひとつ手で貼り合わせた後、萩の柄を黒漆で描いています。産業技術総合研究所 東北センターとの開発により、食洗機にも対応するナノコンポジットコーティング(特許申請中)が付与されています。
※ NHK BSプレミアム 「イッピン」にて、「神秘の模様 輝く光~宮城 仙台の漆器~」として紹介されました。
※ 第6回 ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞、みやぎ優れMONO 受賞
東北工芸製作所について
宮城県仙台市の東北工芸製作所は、1933年に設立。「玉虫塗」を国内・海外向けに製作し続け、宮城を代表する伝統工芸品に育て上げました。伝統的な品々を作る一方でテーブルウェアやステーショナリーとして生活を彩るシリーズ「TOUCH CLASSIC」をスタートさせるなど、現代のライフスタイルに合うような新商品の開発に取り組んでいます。
技法・素材について
木や金属、ガラス、樹脂などの素地を使用し、漆塗りの工程の途中で銀粉をまきます。そしてまいた銀粉をなめらかにするように磨き、透明感のある色うるしを塗っていく。玉虫塗の独特の技法であるこの工程が、光の加減で変化する色合いや輝きを生み出すのです。「使う工芸」として作られ続けてきたあでやかな玉虫塗が、さまざまな生活の場面を彩ってくれます。
作り手 | 有限会社東北工芸製作所 |
産地 | 宮城県仙台市 |
サイズ | 縦 5.9㎝ × 横 5.9㎝ × 高さ 14.8㎝ |
素材 | ガラス |
お手入れ | - |
ご注意 | - |
HP | http://www.t-kogei.co.jp |