岩手県花巻市の郷土人形で、東北三大土人形の一つに数えられている花巻人形。
仙台の堤人形や京都の伏見人形に起源があるのではといわれています。

人形製作者の菊池正樹さんは元々は花巻人形のコレクターでしたが、後継者不足を危惧してご自身で制作活動を始められました。
伝統的な型起こし技法や昔ながらの材料を用いて作られる愛らしい作品の数々は、花巻人形をよく知る菊池さんだからこその出来栄えです。

2019年に花巻市博物館で開催されたテーマ展「花巻人形 ー菊池コレクションを中心に」の図録です。菊池さんが長年にわたり蒐集されたコレクションをが収録されています。

伝統的な型起こし技法や昔ながらの材料を用いて作られる愛らしい作品の数々は、花巻人形をよく知る菊池さんだからこその出来栄えです。