空間鋳造
空間鋳造の鉄瓶「sayu」です。
南部鉄器伝統技法のひとつ「釜焼き」のされた鉄瓶の内側は、時間の経過とともに様々な表情を見せてくれます。価値ある道具へと変化してゆくさまをお楽しみください。
●蓄熱性に優れ、温度が下がりにくく、鉄分が取れる。
内側の鉄がむき出しになっており、お湯を沸かすと鉄分が溶けだします。そのため毎日鉄瓶を使うことで自然と鉄分が補われます。鉄瓶でいれたお湯はやわらかく、まろみのある味わいに。鉄瓶が水道水のカルキなどの雑味を取りのぞき、美味しいお湯をつくってくれるのです。
■南部鉄器とは
豊富な資源と北上川の水運の便に恵まれた岩手県では、古くから鋳物づくりが発達してきました。江戸時代、陸奥国を治めていた南部・伊達両藩は地域に伝わる鋳物づくりを熱心に保護・推進し、その育成に努めました、現在では盛岡と水沢の地域でその伝統が受け継がれ、この2つの地域で生産された鋳物を「南部鉄器」と呼び、経済産業大臣指定の伝統工芸品となっています。
■空間鋳造
南部鉄器の産地、岩手県奥州市水沢区。現代の生活者の暮らしの中で、違和感なく使い続けれる鉄瓶を提案する、鋳造作家・岩清水久生さんによる工房です。
空間鋳造は「守破離」の精神を基とし、
・鉄の持つ素材の原点を表現
・空間に程よい緊張感を与える
・日本古来から伝わる、美・素・質を再構築した意匠
岩手南部鉄瓶の伝統を守りながら、この3つを兼備した作品を目指しています。
作り手 | 空間鋳造 |
産地 | 岩手県奥州市 |
サイズ |
大 幅:170mm 奥行:140mm 高さ:205mm ※取っ手含む) |
容量 |
大 満水容量1.0L 小 満水容量0.5L |
お手入れ | お湯を残したまま放置しないことが一番のお手入れ方法です。鉄瓶が熱いうちに全て出し切り、余熱で完全に乾かすことで錆を予防できます。保温水筒などと一緒に使うと、無駄なくお湯を溜められるのでおすすめです。 |
ご注意 | IH○ |
HP | - |