東北工芸
宮城県仙台市に伝わる伝統工芸、「玉虫塗(たまむしぬり)」はあでやかに照り返す発色と輝きがタマムシの羽根を思わせ、日本を代表する工芸品として、世界に輸出されました。
もっとも小さな玉虫塗は、コロンと愛らしいグラスです。滑らかなガラス表面に玉虫塗を施し、透明感のある繊細な仕上がり。見た目や飲み口の軽さと、毎日使っても安心できるほどよい厚みを両立しました。
お気に入りの日本酒を飲むおちょことして、ちょっとした食前酒やジュースを飲むグラスとして、幅広くお使いいただけます。また、内側はガラス面のままなので、ヨーグルトや前菜を入れてのカトラリーの使用も大丈夫です。
東北工芸製作所について
宮城県仙台市の東北工芸製作所は、1933年に設立。「玉虫塗」を国内・海外向けに製作し続け、宮城を代表する伝統工芸品に育て上げました。伝統的な品々を作る一方でテーブルウェアやステーショナリーとして生活を彩るシリーズ「TOUCH CLASSIC」をスタートさせるなど、現代のライフスタイルに合うような新商品の開発に取り組んでいます。
技法・素材について
木や金属、ガラス、樹脂などの素地を使用し、漆塗りの工程の途中で銀粉をまきます。そしてまいた銀粉をなめらかにするように磨き、透明感のある色うるしを塗っていく。玉虫塗の独特の技法であるこの工程が、光の加減で変化する色合いや輝きを生み出すのです。「使う工芸」として作られ続けてきたあでやかな玉虫塗が、さまざまな生活の場面を彩ってくれます。
作り手 | 有限会社東北工芸製作所 |
産地 | 宮城県仙台市 |
サイズ | 縦 5.7㎝ × 横 5.7㎝ × 高さ 6.1㎝ |
素材 | ガラス |
お手入れ | - |
ご注意 | - |
HP | http://www.t-kogei.co.jp |