TANABATA PAPER
仙台七夕まつりの七夕飾りをアップサイクルしたうちわです。
七夕に願いを書く短冊には、中国の陰陽五行説という考え方に由来し、もともと5つの色「青(緑)、赤、黄、白、黒(紫)」が使われていました。この5色を短冊や吹き流しに使用することにより、魔除けの意味を持たせたと言われています。
〖緑(木)〗仁/人を思いやる、やさしさの風を願う。
〖赤(火)〗礼/感謝を忘れない、ありがたさの風を願う。
〖黄(土)〗信/友情に厚い、誠実さの風を願う。
〖白(金)〗義/なすべきことをなす、無欲さの風を願う。
〖紫(水)〗智/道理をよく知る、賢さの風を願う。
TANABATA PAPERプロジェクト
2020年、仙台七夕まつりで飾られた七夕かざりの祭り後の活用法として、また福祉施設の新たな仕事づくりとして、「東北スタンダードマーケット/金入」と「NOZOMI PAPER Factory/HUMORABO」の協働からはじまりました。
七夕かざりの上質な和紙を、宮城県南三陸町「のぞみ福祉作業所」のメンバーが色別に分別、手作業で丁寧に解体し、手漉きすることで<TANABATA PAPER>としてアップサイクル。資源と人の関わりを循環させるプロジェクトです。
NOZOMI PAPER Factory
南三陸町で活動するNOZOMI PAPER Factoryは、手漉きの再生紙「NOZOMI PAPER®」の生産と活版印刷を行う福祉作業所です。メンバーが描く図案の製作から始まり、牛乳パックなどの紙原料の解体、紙漉き、印刷、そして梱包までを分担しつつ、一貫して手仕事によるものづくりを行っています。
作り手 | NOZOMI PAPER Factory、塩見団扇株式会社 |
協力 | 鳴海屋紙商事株式会社 |
産地 | 宮城県南三陸町 |
素材 | NOZOMI PAPER ®_TANABATA(再生紙)、竹 |
サイズ | 約310×155mm |