白木は常に呼吸する。

小さなお子様の手が添えやすい曲線、サイズであることが、「おさなご」のネーミングの由来です。上から見ると花びらのような可憐なシルエット。

天然杉の白木の曲げわっぱは、無塗装の仕上げであることで、炊きたてのご飯の余分な水分を程よく吸収し、保つことができるため、冷めても噛むほどに美味しいご飯が味わえます。抗菌効果でご飯が傷みにくく、杉のほのかな香りも、ご飯の美味しさを一層引き立てます。

曲げわっぱに詰めた中身が主役となるよう、ご飯の美味しさを最大限に引き出すことを第一に、仕上げは曲げわっぱを使用する場面によって適材適所を常に考えながら、日々製作しております。

柴田慶信商店丨伝統と未来を繋ぐ大館曲げわっぱ

先人たちから継承し、北国で脈々と続いてきた伝統工芸品「大館曲げわっぱ」。1996年に創業した柴田慶信商店は、「親から子へ、子から孫へ」と受け継いでほしい曲げわっぱを製作しております。

時代が変化しても柴田慶信商店が天然杉にこだわり続けているのは、末永く曲げわっぱをご愛用いただきたいという重いからです。曲げ加工に適し、割れや削げが少ない材料、天然杉。その強度と美しさ、自然の恵みが皆様の暮らしに末永く役立ち、日々を豊かにしてくれることを願い、私たちは曲げわっぱ作りに励んでいます。

北国の手仕事と杉が宿す、ぬくもりのある品々をお楽しみください。