<翁知屋 ぐい呑み>

平安時代末期に岩手県の平泉で栄えた奥州藤原氏。
第3代当主・藤原秀衡が京より職人を招来し、
平泉地域特産の漆と金をふんだんに使い、
器を造らせたのが起源とされている秀衡塗。
形も文様も全体的にシンプルに作られたぐい呑みです。

栃の木を使い、黒と朱に塗ったものと、
拭きうるしをしたもの3種類用意しております。

栃ぐいのみは、口当たりをまろやかに感じるように
飲み口を反らして、木地がつくられております。


純米・大吟醸などの美味しい日本酒の器として、
また、黒や朱の花塗りは、どぶろくや濁り酒を
見栄えが華やかに引き立たせてくれます。
お酒をいれる片口やおつまみ入れなども一緒に並べると、
晩酌の時間をよりいっそう楽しめます。
 
明治時代より代々漆器業を営んできた翁知屋。
世界遺産 中尊寺金色堂のお膝元で
「秀衡塗」を代々継承しながら、
新たな漆芸の可能性をも模索し続け、
試行錯誤を重ねながら、日々製作・開発を行なっています。

https://tohokuru.jp/products/3-iw23-01