〈花巻人形工房 花巻人形 釜猫 鯛くわえ猫〉

釜猫は花巻人形の独特のキャラクターで、
宮沢賢治の『猫の事務所』にも登場します。
北国の厳冬期に、
温かさの残るカマドの灰で暖を取り、
煤だらけになって出てきた猫の姿です。

花巻人形は江戸時代中期からつくられていたと
言われており、宮城・仙台の堤人形、
山形・米沢の相良人形とともに
「東北三大土人形」のひとつとされています。
縁起物や子供たちの生活を
華やかに表現したものが多いことが特徴です。

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