厳しい冬を、あたたかく。東北スタンダードマーケット冬のおすすめアイテム特集
暖冬とは言いながらも、寒さが一段と厳しくなってまいりました。今回は東北スタンダードマーケットおすすめの、冬を楽しく過ごすためのアイテムをご紹介いたします。
冬は、手仕事の季節。
複雑な模様であるほど、裏面の糸がモコモコと絡まるため、より防寒性と補強力が増す津軽こぎん刺しや、手織りならではの"みっちり感"があたたかい裂き織りなど、厳しい生活の中で農家の女性たちが生み出した、美しくも実用性のある、生活の知恵がつめこまれた手仕事に東北の冬を感じていただければ幸いです。
そのほか、体の芯まであたためてくれるバスボムや、あたたかな料理を美味しくいただける漆器、ほっと一息つきたいときに重宝する鉄瓶など、どうぞ最後までお楽しみください。
編み立てリネンソックス
滑らかな肌触りを持つリネン(亜麻)は、フランス語では「Lin(ラン)」と呼ばれ、ランジェリーの語源と考えられているほどで、素肌にとって快適な素材です。リネン生地の伸縮性がないという欠点を解決したのは、山形県山形市の「株式会社ケンランド」。独自の技術でリネンをニット状に編み立てることに成功したし、普段使いしやすい丈の靴下を作りました。
夏は一枚で、冬は重ね履きのインナーとして、一年を通して活躍します。擦れやすいつま先・かかとを中心にポリ素材を使い、肌に当たる部分は全てリネンで仕上げました。
https://tohokuru.jp/products/5-or08-01
産地 | 山形県山形市 |
作り手 | 東北スタンダードマーケット×ケンランド |
COOHEM
1952年に創業した米富繊維株式会社は、企画から生産まで全ての工程が一箇所で完結する自社ファクトリーを擁し、形状の異なる複数の素材を掛け合わせる「交編(こうへん)」の技術によってニットウェアブランド「COOHEM(コーヘン)」をスタート。こちらはCOOHEMのアーカイブ生地を使用したライフスタイルグッズです。
名刺入れはニットの手触りがあたたかく、初対面の人とも自然と打ち解けるきっかけに。長くお使いいただけるよう、内側は牛革で仕上げられ、可愛さと機能性を兼ね備えています。
https://tohokuru.jp/products/5-ya05-10-01
https://tohokuru.jp/products/5-ya05-07
https://tohokuru.jp/products/5-ya05-10-21
産地 | 山形県東村山郡山辺町 |
作り手 | 米富繊維株式会社 |
急須Suzu 木蓋
間鋳造の人気のEgg型の遺伝子を継承したSuzu型、木蓋バージョンです。
急須は胴をホーロー加工することで、赤さびを防ぐようにしています。
ホーロー加工により、お茶の味を変えずにお楽しみいただけます。
鋳物が持つ保温性によって、茶葉の味を引き出します。
https://tohokuru.jp/products/3-iw22-05
産地 | 岩手県奥州市 |
作り手 | 空間鋳造 |
南部裂織kofu ポーチ
青森県八戸市を中心とした「南部地方」の伝統工芸、南部裂織(なんぶさきおり)のポーチです。裂き織りで作られた年代物のコタツがけをモチーフに、赤・緑・黄色が織り混ざり、タータンチェックのように配色されたモダンなテキスタイルの『南部裂織kofu』シリーズ。
力強く織り込まれた裂き織りは、機械を使った量産品には生み出せない、"みっちり感"があり、頑丈なため普段遣いににぴったりです。使い続けてもらうことで風合いの増す南部裂織。手織りならではのあたたかみのあるポーチとともに、お出かけをお楽しみください。
https://tohokuru.jp/products/1-or01-04
産地 | 青森県八戸市 |
作り手 | 南部裂織kofu 井上澄子 |
津軽こぎん刺し 名刺入れ
青森県弘前市を中心とした「津軽地方」に伝わる伝統工芸、津軽こぎん刺しの名刺入れです。麻布に木綿の糸で刺し子を施し、美しい幾何学模様を描きます。弘前こぎん研究所では、この美しい刺し模様を保存するため独自の図鑑を作るとともに、藍染の麻布に白い糸という伝統的なこぎん刺しにとどまらず、現代の生活に馴染むような新しいこぎん刺しの製作を進めています。
東北スタンダードマーケット×弘前こぎん研究所のアイテムは、図鑑の中から刺し模様を選び、色鮮やかな水色やピンク色をはじめとしたカラフルな生地のラインナップを展開。複雑な模様であるほど、裏面の糸がモコモコと絡まるため、より防寒性と補強力が増します。厳しい生活の中で農家の女性たちが生み出した、美しくも実用性のある、生活の知恵がつめこまれた津軽こぎん刺し。おしゃれで丈夫、普段遣いにぴったりな伝統工芸を、個性を表すアイテムのひとつしてお楽しみください。
https://tohokuru.jp/products/1-or02-15
https://tohokuru.jp/products/1-or02-16
産地 | 青森県弘前市 |
作り手 | 東北スタンダードマーケット×弘前こぎん研究所 |
ホームスパン・ポーチ
手・盛岡の誇る、世界でも珍しい手仕事「ホームスパン」。羊毛を、「HOME」家で、「SPUN」紡いだ、その糸を丁寧に手織りした、ざっくりとした風合いの軽く温かなマフラーや服地などの織物です。ふんわり甘く紡いだウール糸を丁寧に織ったホームスパンを使った、ツートンカラーのポーチができました。
https://tohokuru.jp/products/3-iw19-10
https://tohokuru.jp/products/3-iw19-09
https://tohokuru.jp/products/3-iw19-11
産地 | 岩手県盛岡市 |
作り手 | みちのくあかね会 |
池田修三 ポストカード
秋田県出身の木版画家・池田修三の作品がモチーフのポストカードです。池田修三は2004年に82歳で死去するまで、情緒あふれる子どもたちの情景やセンチメンタリズムを感じる作品を創り続けました。
https://tohokuru.jp/products/7-or24-01
産地 | 秋田県 |
作り手 | 池田修三 |
酒粕バスボム 八仙美人の湯
https://tohokuru.jp/products/1-ao29-01
産地 | 青森県八戸市 |
作り手 | 八戸酒造 |
南部箒 和洋服箒
縮れが中くらいの和洋服箒です。南部箒は穂先がやわらかで大切なお洋服に傷をつけません。埃を取るだけでなく、生地を綺麗に整えてくれます。洋服にふんわりと当たり、なおかつ表面の流れを整えたりゴミや毛などをキレイに掃えます。特に冬場のカシミヤセーターに活躍します。
https://tohokuru.jp/products/3-iw30-03
産地 | 岩手県九戸郡 |
作り手 | 高倉工芸 |
bottle&cup HK
Harri Koskinenのデザインによるボトル・カップセットSサイズです。水差しとしても、ワインや日本酒を入れるボトルとしてもおすすめ。
https://tohokuru.jp/products/3-iw34-01-01
https://tohokuru.jp/products/3-iw34-01-02
産地 | 岩手県盛岡市 |
作り手 | iwatemo |
南部鉄瓶 ひびき
鉄瓶は、内側の鉄がむき出しになっており、お湯を沸かすと鉄分が溶けだします。そのため毎日鉄瓶を使うことで自然と鉄分が補われます。鉄瓶でいれたお湯はやわらかく、まろみのある味わいに。鉄瓶が水道水のカルキなどの雑味を取りのぞき、美味しいお湯をつくってくれるのです。
岩手県盛岡市にある「南部鉄瓶紅蓮堂」を代表する南部鉄瓶「ひびき」は、伝統の焼型製法にて一点ずつ手作りで製造しています。華美な模様を施さないシンプルな肌は、和風洋風問わず様々な生活様式に取り入れやすく、蓋のツマミや環付といった表情が出やすい部分もシンプルかつ、1~2人で使いやすい機能性を重視した作りになっています。
https://tohokuru.jp/products/3-iw21-02
産地 | 岩手県盛岡市 |
作り手 | 南部鉄瓶紅蓮堂 |
津軽塗 汁椀
青森県津軽地方の伝統工芸「津軽塗」は、三百余年の歴史を有する堅牢優美な漆器で、その創始は寛文年間の頃津軽藩において、産業開発のために興されたものと云われております。
漆液の塗り・研ぎ・磨きは38~48回にも及び、俗に『馬鹿塗』とも称されるほど膨大な手間と時間を惜しみなく注ぎ込まれるため、一作品の完成まで実に3~6か月を要します。
穴の開いたへらで、漆の斑点模様をつけ、色漆を重ね、その色漆の研ぎ出した色彩豊かな抽象紋様の唐塗。菜種の実を蒔いて小さな輪紋を作り、その上に色漆を塗り込み、輪紋を研ぎ出した小紋風の粋なパターンの七々子塗。保温性にすぐれたがお椀を、日常の食卓にいかがでしょうか。
https://tohokuru.jp/products/1-ao19-16-02
https://tohokuru.jp/products/1-ao19-04
産地 | 青森県弘前市 |
作り手 | 津軽塗 小林漆器 |
【2024年干支人形】下川原焼 竜
下川原焼土人形、2024年の干支人形・竜です。
200年以上の歴史を持つ下川原焼(したかわらやき)土人形は、青森県指定の伝統工芸品です。津軽藩主が津軽の地に子どもたちの玩具が少ないことを憂い、冬期の閑暇を利用して土人形を作るよう命じたのが始まりと言われています。
https://tohokuru.jp/products/1-ao26-04
産地 | 青森県弘前市 |
作り手 | 阿保正志 |