デコ屋敷大黒屋
2025年の干支人形
三春張子の豆干支・巳。
「コロコロ♪」と音がなるデコ屋敷大黒屋の小さな干支人形。「豆で達者で」と言われ、元気でいてねと気持ちを込めて、張り子の中に豆が入っております。
「巳」は十二支の6番目で、蛇を表します。蛇は古来より豊穣や金運を司る神様として祀られることもあり、神聖な生き物として認識されてきました。脱皮をするヘビは「復活と再生」を連想し、不老長寿や強い生命力につながる縁起のいい動物と考えられています。また、「巳」を「実」にかけて「実を結ぶ」年とも言われるようです。
郡山市高柴地区が発祥の三春張子は、張子ですが伏見人形や堤人形などの土人形の影響を受けたとみられる作品が多く残っています。和紙の素材感を活かし、あえてあまり絵の具を使わず素材の持つ、素朴さ、柔らかさ、肌触りを出した仕上がりに。
デコ屋敷大黒屋について
古く縄文時代の「土偶」は人形の始まりでした。やがて土のほか、木で人の形を彫った人形が作られ木偶、これを「でく」或は「でこ」と呼ぶようになりました。高柴では、江戸期の元禄時代から、和紙を使った張り子の人形(でこ)を作っており、その工人の集落を昔から「でこ屋敷」と呼んでいます。大黒屋は日本三大駒の一に数えられる三春駒・子育て木馬製作にあたった御用木馬師で古くから木馬神社を氏神としています。さらに、江戸でも評判になった三春羽子板や独特な八方にらみの高柴ダルマ、天狗や七福神などの張子面と、多くの種類の郷土玩具を長い歴史と伝統を受けついで生み出しています。そして祖先伝来の農業にもいそしみ、土を愛する心を忘れず、すべての工程に心のこもった人間の温か味を込めた手づくりでものづくりを続けています。
作り手 |
デコ屋敷大黒屋 |
産地 | 福島県郡山市 |
サイズ |
縦3.5㎝×横4㎝×高さ5.5㎝ |
種類 | 張子 |
お手入れ | - |
ご注意 | 手作りのため大きさや表情にバラつきがあります。 |
HP | https://dekoyashiki-daikokuya.co.jp/ |