青森県の伝統工芸品・あけび蔓細工。
江戸時代の末に岩木山麓の嶽(だけ)温泉で、
湯治客への土産品として、
付近の山々に自生するあけび蔓を原料とし、
炭籠・手提げ籠などが広く作られました。
全行程が手作業で行われ丹念に仕上げられているため、
あけび蔓細工のもつ色合い、野趣豊かな手触り、
基本的な並編みや中が透けてみえるこだし編みなどの
多彩な編み模様は、落ち着きと
自然の温かさを感じることができます。
また、耐久性に優れ、使うほどに
滑らかさと艶が出てくるため末永く楽しめる一品です。
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