<花巻人形工房 花巻人形 「達磨と童子」>

岩手県花巻市の土人形「花巻人形」
東北の三大土人形のひとつとされています。
昔から日本各地で作られ続けている達磨ですが、
花巻人形の達磨には、達磨に童子が張り付いているというか、
童子が達磨を抱えている姿のタイプが幾つか見られます。

家内安全を祈願したものでしょうか。

郷土人形(土人形)とは、
職人が表型と裏型を合わせて一つ一つ型抜きで作る
素朴な人形であるという信念のもと、
江戸期の人形に残された痕跡や資料を参考にしながら、
昔の職人の材料選択や型取り、
筆遣いなどの創意工夫を
ひたすら読み取り続ける花巻人形工房。

素焼後に天然の胡粉や顔料・染料などを使って
絵付されたその風合いに、
郷土人形の愛好家たちは郷愁を見つけ出します。

https://tohokuru.jp/products/3-iw13-21-01