東北のお土産バイヤーが推す、センスの良い宮城のお土産20選。定番土産から知る人ぞ知る逸品を一挙にご紹介。
東北地方の南東部に位置する宮城県。県庁所在地である仙台市は、東北地方唯一の政令指定都市であり文化・経済の中心地に。日本三景の松島をはじめとして、多くの観光地があります。
宮城県の定番おみやげはもちろん、宮城県をよく知る、<現役の東北土産バイヤー>が厳選した、知る人ぞ知る珍しいお土産や、センスが良いと喜ばれること間違いなしなお土産まで一挙にご紹介いたします。
※この記事は2022年9月時点での情報です。
<選定人>
大河内英夫
ことりっぷ、ラーメンウォーカーなどの東北の観光誌の執筆を務めたのち、宮城の工芸を紹介する「手とてとテ」に参加。新東北土産コンテスト審査員を歴任する、東北のスペシャリスト。
伊藤和輝
東北の工芸品を販売する店舗で、盛岡・東京・仙台と3店舗の店長を歴任。取引実績は300社以上。マイナーなお土産も足を運んで積極的に発掘してきた、東北土産のカリスマバイヤー。
<目次>
バイヤーが選ぶ、宮城県のおすすめ<定番土産>
●支倉焼(はせくらやき)
「支倉」とは、今から四百余年前、スペイン領国との通商交渉のため、伊達政宗の命により仙台領月ノ浦から船出した慶長遣欧使節・支倉常長のこと。東西交流のため奔走した常長の偉業を思い、和洋織りなすこの菓子の名に冠しました。フレッシュバターと卵、砂糖、粉でしっとりと仕上げた皮にクルミ風味の白あんを包み込み、木型に入れて形を整え「支倉焼」文字を浮かび出させ焼きあげました。これからも一品のみにこだわり、いつまでも変わらない美味しさを届けます。
<バイヤーコメント>
昔は様々なお菓子を作っていたそうですが、あまりに支倉焼が人気だったため、昭和38年からは支倉焼だけを作り続けていることが素晴らしいです。和菓子のようでいて、洋菓子のような味わいもあり、お茶・コーヒーどちらにも合います。
支倉焼本舗 ふじや千舟 |
●堤焼(つつみやき)
かつて堤町に窯場があったことからその名がつけられた堤焼。江戸時代に伊達家の御用窯としてはじまり、後に庶民の生活雑器を生産するようになりました。今では乾馬窯が唯一の窯元として堤焼の伝統を守り続けています。黒と白の海鼠釉(なまこゆう)が特徴のやきものです。
<バイヤーコメント>
堤焼といえば、昔は「水甕(みずかめ)」から発祥したと言われています。古き良き東北の景色の一部でもあります。
堤焼乾馬窯 |
●玉虫塗(たまむしぬり)
かつて仙台市にあった国立工藝指導所にて生み出された玉虫塗。艶やかな発色と光沢が美しく、豊麗な色調がタマムシの羽根に似ていることから名付けられたそう。「用の美」の理念の元に誕生したその技法は、日常生活にちょっとした華を添えてくれる様々な商品を誕生させてきました。素地に銀粉を蒔いてから塗料を吹きつける特殊な仕上げにより、光の加減で様々な表情を見せてくれます。
<バイヤーコメント>
日本における工芸品の技術発展に大きな影響をもたらした国立工藝指導所。その中から生まれた玉虫塗はナノコンポジットコーティングなどの新たな技術を開発し、楽天ゴールデンイーグルスのヘルメットの塗装にも採用されるなど、現在でも更なる進化を遂げています。日常使いの商品も多く、日常にちょっとしたハレの気分を与えてくれます。
東北工芸製作所 玉虫塗ショップ 仙台 <仙台駅近郊> |
●木の屋の鯨缶
1957年の創業以来、同じレシピで作り続けられている同社の看板商品。ミンククジラの赤身を、醤油、砂糖、生姜と一緒にじっくり煮込んで作られています。
<バイヤーコメント>
東日本大震災を乗り越え、個性的な缶詰を生み出し続けている木の屋石巻水産さん。鯨缶以外の商品もどうぞお試しください。
株式会社 木の屋石巻水産 美里町工場 直売所 <仙台駅近郊> |
●白謙の笹かまぼこ
すり身にした魚肉を伊達家の家紋でもある「竹に雀」の笹にちなんで笹の葉の形に成形して焼きあげた「笹かまぼこ」。蒸して作る蒲鉾とは異なり、表面は少し香ばしく、中はふっくらとした食感が楽しめるのが特徴です。三陸を漁場とした魚介豊富な宮城県を代表する名産であり、現在ではシンプルな物から、チーズやずんだ、牛たんが入ったものまで、個性豊かな笹かまぼこを楽しむことができます。
<バイヤーコメント>
宮城県内にはたくさんの笹かまぼこを製造するメーカーや商店がありますが、宮城県民はそれぞれ個人的な笹かまぼこランキングを持っているはず。私のお気に入りは石巻で百有余年を越える老舗「白謙」。高級魚のキチジや天日塩など、吟味した素材で作る笹かまぼこは魚の旨みと甘みをしっかりと感じさせ、ふわふわプリプリ食感の極上の逸品です。
白謙蒲鉾店 本店 [TEL]0225-22-1842 [住所]986-0824 宮城県石巻市立町2丁目4-29 [営業時間]9:00〜18:00 [定休日]- https://www.shiraken.co.jp/ |
●仙台まころん
イタリアの郷土菓子であるマカロンを日本人好みにアレンジした、地元民に愛され続けているお菓子です。こだわりの原材料選びと丁寧な手作業で、昔からの味を守り続けています。
<バイヤーコメント>
小さな丸い形に詰まった落花生の香りと優しい甘さ。お茶請けとして、そしてコーヒーのお供として最適です。
仙臺まころん本舗 [TEL]022-223-2279 [住所]980-0003 宮城県仙台市青葉区小田原4-1-34 [営業時間]9:30〜18:00 [定休日]日曜 http://makoron-shop.net/ |
●きちみ製麺の白石温麺
胃病の父を抱える親思いの息子が油を使わない麺の製法を教わり、それを父に食べさせたことで病を治した、という孝行話が白石にあるそうです。白石城主・片倉小十郎がその息子の温情を讃え、その麺を「温麺(うーめん)」と名付け、地元の特産品として奨励。創業者である吉見家は片倉小十郎の家臣として長い間仕えたことから、片倉家の旗印である「つりがね」を商標として使用しているそうです。その吉見家が住んでいた古民家は、温麺料理を味わうことができるお食事処として活用されています。
<バイヤーコメント>
茹で時間が短くアレンジしやすい温麺は、常備しておくともしもの時に役に立ちます。短くて消化に良いのでお年寄りやお子様にもおすすめです。東北スタンダードマーケットでは、宮城の代表的な伝統こけしの産地、鳴子、遠刈田、作並、弥治郎、各系統のこけしを投映した巻紙を白石温麺のパッケージにした「宮城伝統こけし白石温麺」も取り扱っております。
株式会社きちみ製麺 <仙台駅近郊> |
●九重本舗玉澤の九重・霜ばしら
1675年創業の老舗和菓子店「九重本舗玉澤」を代表する銘菓「九重」。小さなアラレにユズやブドウ、ヒキ茶などの香料をコーティングしたもので、グラスに入れてお湯を注ぐとふわりと香りが立ち上がり、ほんのりと甘く、サクッとしたアラレの食感もアクセントに。冬季限定の飴菓子「霜ばしら」も人気が高く、口に含むと舌の上でとろけ、季節を感じさせる逸品です。
<バイヤーコメント>
九重・霜ばしらといえば、おじいちゃんやおばあちゃんとの一緒に暮らしていたあの時を思い出すのは私だけではないはず。世代を越えて愛されてきた伝統的な菓子ではありますが、九重はその美しい姿からインスタ映えお菓子としても人気が高い商品です。冬季限定の霜ばしらも店頭売り切れが出るほどの人気商品。舌の上でシュっと溶けていくあの感覚は他では味わうことができません。
御菓子司 九重本舗 玉澤 [TEL]022-246-3211 [住所]982-0003 宮城県仙台市太白区郡山四丁目2番1号 [営業時間]9:00〜17:00 [定休日]日曜 https://tamazawa.thebase.in/ |
センスが良いと喜ばれること間違いなし。
知る人ぞ知る<厳選土産>
●くじらもなか
かつて捕鯨が盛んだった牡鹿町や石巻市に想いを馳せ、「7つの海より幸せ運ぶ、手作りのくじらもなか」をコンセプトに開発された和菓子「くじらもなか」。三陸の海を優雅に泳ぐ鯨の姿をかたどった最中で、中には手作り餡がぎっしり詰まっています。仙台味噌や青のり、コーヒー、ワイン、など珍しい7種類の餡があり、すべて自然素材、保存料や着色料を使わずに手づくりしています。その愛らしい姿と本格的な味わいから、今では仙台の定番のおみやげとして親しまれています。
<バイヤーコメント>
捕鯨文化と親しみが深い宮城ならではの最中です。シンプルな小倉やゴマなどの餡はもちろんのこと、コーヒー、ワインなどの珍しい餡もあり、どれを食べるか迷ってしまいます。個人的には磯の風味が香る「青のり」がイチオシ。どれもほどよい甘さでお茶やコーヒーなど、シーンを選ばずに楽しめますね。
くじらもなか本舗 [TEL]022-261-4490 [住所]980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町10-23 春山ビル1階B号 [営業時間]10:00〜18:00 (日曜・祝日は17:00まで) [定休日]火曜 http://kujiramonaka.jp/ |
●仙台七夕お香
紙自体にお香の成分が練り込まれた「仙台七夕お香」は、仙台市のイラストクリエイターとのコラボによって生まれました。仙台七夕は、7つの飾りものにそれぞれ意味が込められています。お香から1ピースずつ取り外して、願いとともに持ち歩き、叶ったら火をつけて香りを楽しむことができます。
●七つ飾りの願い [吹き流し]技術向上 [投網]福招き [くず籠]質素倹約 [巾着]金運向上 [千羽鶴]延命長寿 [紙衣]裁縫上達 [短冊]学力向上
<バイヤーコメント>
紙のお香はあまり見かけないものですが、実は「文香(ふみこう)」という名で、手紙に添えるお香として親しまれてきたそうです。自分で使うだけでなく、大切な方へのお手紙に添えるのも良いですね。
東北スタンダードマーケット オリジナルアイテム https://tohokuru.jp/products/7-or17-01 |
●仙台ガラス
仙台市秋保(あきう)にアトリエを構える海馬ガラス工房。自然豊かな環境下で、世界各地の砂を使って生み出される多種多様な作品は、クラフト好きの人々の心を魅了し続けています。仙台グラスの材料である砂は仙台市中心部を流れる広瀬川のもの。杜の都という仙台市の愛称に相応しい落ち着いた緑色が特徴のグラスです。
<バイヤーコメント>
程よい厚みと大きさで、独特のテクスチャが手に馴染む、日々の暮らしの中で思わず手が伸びてしまう万能感のあるグラスです。
海馬ガラス工房 [TEL]022-399-2828 [住所]982-0243 宮城県仙台市太白区秋保町長袋舘山原23-1 [営業時間]10:00~17:00 [定休日]水曜・木曜 |
●花兄園ブラジルプリン
厳選された飼料を与え、無薬で育てられた鶏が産んだ安心安全、栄養豊富な自社の卵を使用した同社の看板商品。卵の他に使用しているのは牛乳、砂糖、生クリームだけと至ってシンプルですが、満足感のある一品です。
<バイヤーコメント>
宮城に長く住む知人からもらって知りました。こだわり卵の旨味が分かる美味しくて優しいプリンです。
花兄園 ヴィーフジサキララガーデン長町店 [TEL]022-244-3441(本社) [住所]982-0011 宮城県仙台市太白区長町7-20-5 [営業時間]10:00~20:00 [定休日]ヴィーフジサキ ララガーデン長町店に準ずる https://www.rakuten.ne.jp/gold/kakeien/ |
●松華堂カステラ
日本三景松島を目の前に店を構える「松華堂」。「今のいいところ、昔のいいところ、両方を大切に」をコンセプトに地元・宮城の養鶏場を卵など、厳選した素材でつくるカステラが店の看板メニューです。シンプルながら卵の風味が豊かなカステラはふわふわ食感と優しい甘さで、どこか懐かしくもコレまでにはない新しい味わい。店内のイートインスペースからは松島海岸が一望でき、風光明媚な松島の景色を眺めながら贅沢なひとときが楽しめます。
<バイヤーコメント>
カステラといえば長崎のイメージですが、松華堂のカステラは卵の風味がしっかりとしながらも軽やかで上品な味わいです。きなこサンドもおみやげにぴったりですが、カフェメニューのプリンやパフェも絶品。1階にある雪竹屋の煎餅やソフトクリームも必食です。
松華堂松島本店 松華堂仙台エスパル店 |
●マルヤ水産 南三陸産銀鮭の醤油煮缶詰
1950年創業の食品メーカー「マルヤ水産」。仙台市内で懐石料理店を経営していた知見から食材のもつ美味しさを引き出した缶詰商品の数々は、多く野のコンテストで受賞してきました。地元のものを中心とした厳選素材で作る「CANNED」シリーズの南三陸銀鮭を使った缶詰は骨までまるごと食べられる缶詰ならではの調理法を活かした商品として話題になっています。脂ののった刺身用の銀鮭を、化学調味料を使わずに懐石料理の醤油煮に仕立てた逸品で、そのままいただくも良し、パスタなどの具材としても抜群です。
<バイヤーコメント>
近年ブランド食材として売り出し中の南三陸産の銀鮭を使った銀鮭の醤油煮缶詰は骨までとろけるほどの柔らかさ。日本料理の技術が活かされた素材の持ち味を活かした味付けです、大人も子ども楽しめる味わいです。CANNEDシリーズは牡蠣のしぐれ煮、小女子の山椒煮もあり、野菜と合わせてピンチョス風に味わったり、ご飯と炊き込んだりと、和洋問わずアレンジするのもおすすめです。
マルヤ水産株式会社 |
これからの新定番!
知る人ぞ知る、宮城県の<新東北みやげ>
東北の新しいおみやげを発掘・表彰し、バイヤーや消費者に向けた商品PRと販路開拓を支援する「新東北みやげコンテスト」をご存知でしょうか?毎年受賞品が決まるコンクールから、特におすすめの宮城のお土産をご紹介します。
●新東北みやげコンテスト 公式HP
https://www.siip.city.sendai.jp/
●kitaha東北生まれの和紅茶
伊達政宗公が殖産振興のため栽培を奨励したことにより誕生した桃生(ものう)茶。その桃生茶を発酵させて作られる和紅茶「kitaha」は、海外の紅茶に比べて渋みやえぐみが少なく、甘さも感じられるやさしい風味。「東北を盛り上げたい」という想いで作られた「kitaha」は、東北を象徴するお茶ブランドです。
<バイヤーコメント>
新商品の発表、自社工場の稼働開始と、進化を続ける「kitaha」の今後の展開がとても楽しみです。
お茶のあさひ園(有限会社ファーム・ソレイユ東北) <仙台駅近郊> |
●塩竈の藻塩
県指定無形民俗文化財である「藻塩焼神事」という神事の中でも行われる、日本で古くから用いられてきた藻塩焼という製塩法で作られています。雑味が少なく、まろやかで上品な味わいが特徴。ちなみに塩竈という地名の由来は、古くから製塩が盛んだったことによるものだそう。
<バイヤーコメント>
2個セットはギフトにもおすすめ。少々値が張る調味料は自分自身ではなかなか購入しないので、貰うと嬉しいものです。
東北めぐり いろといろ [TEL]022-385-6245 |
●浜の海苔だれ定番セット
漁師町である七ヶ浜の人気飲食店SEA SAWが作る、地元産のブランド海苔「みちのく寒流のり」を使用した万能調味料セットです。海苔はシーズン中に10回前後摘んで収穫ができるそうですが、一般的には早摘みのもののほうが美味しく高級品とされています。のりダレはそんな早摘みの海苔のみを贅沢に使用しています。
<バイヤーコメント>
熱々の卵かけご飯に、のりダレを醤油と一緒にかけるのがおすすめです。
カフェ・レストラン SEA SAW [TEL]022-355-9119 [住所]985-0811 宮城県宮城郡七ヶ浜町菖蒲田浜長砂20−8 [営業時間]11:00〜16:00/18:00〜21:00(事前予約制:土曜・日曜・祝日) [定休日]木曜 https://www.seasaw7beach.com/shopping |
東北スタンダードマーケットでご購入できる
仙台みやげのご紹介
いかがでしたでしょうか。最後に東北スタンダードマーケットで販売している、宮城県の逸品をご紹介していきます。なかなか観光にいらっしゃれないという方は、ぜひオンラインサイトで宮城の逸品をご覧ください。
>>【東北スタンダードマーケット】で買える宮城県のアイテム一覧
●七夕ペーパー
「仙台七夕まつり」で飾られたあとの七夕飾りを、「TANABATA PAPER」としてハガキや短冊にアップサイクルしました。
南三陸町の福祉施設「NOZOMI PAPER Factory」の作業者の皆さんの手仕事で、七夕飾りの分解・分別・紙漉きを行なっており、社会にとっても良い取り組みとして注目されています。
https://tohokuru.jp/products/7-or09-03
●仙台七夕お香
紙自体にお香の成分が練り込まれた「仙台七夕お香」は、仙台市のイラストクリエイターとのコラボによって生まれました。仙台七夕は、7つの飾りものにそれぞれ意味が込められています。お香から1ピースずつ取り外して、願いとともに持ち歩き、叶ったら火をつけて香りを楽しむことができます。
●七つ飾りの願い [吹き流し]技術向上 [投網]福招き [くず籠]質素倹約 [巾着]金運向上 [千羽鶴]延命長寿 [紙衣]裁縫上達 [短冊]学力向上
https://tohokuru.jp/products/7-or17-01
●玉虫塗(たまむしぬり)
かつて仙台市にあった国立工藝指導所にて生み出された玉虫塗。艶やかな発色と光沢が美しく、豊麗な色調がタマムシの羽根に似ていることから名付けられたそう。「用の美」の理念の元に誕生したその技法は、日常生活にちょっとした華を添えてくれる様々な商品を誕生させてきました。素地に銀粉を蒔いてから塗料を吹きつける特殊な仕上げにより、光の加減で様々な表情を見せてくれます。
https://tohokuru.jp/products/4-mi03-2
https://tohokuru.jp/products/4-mi15-07
https://tohokuru.jp/products/4-mi03-3
●伊達政宗飾りコマ
遊び終わったら飾っても楽しめるようにデザインされた伊達政宗モチーフのひねりコマ。政宗公の生まれ故郷である米沢市の熟練の木地玩具職人らの手によって、一つ一つ丁寧に作られています。
伊達政宗公に縁のある米沢と仙台を繋ぐアイテム。仙台のカネイリ系列三店のみで販売している限定品です。
●仙台ガラス
仙台市秋保(あきう)にアトリエを構える海馬ガラス工房。自然豊かな環境下で、世界各地の砂を使って生み出される多種多様な作品は、クラフト好きの人々の心を魅了し続けています。仙台グラスの材料である砂は仙台市中心部を流れる広瀬川のもの。杜の都という仙台市の愛称に相応しい落ち着いた緑色が特徴のグラスです。
https://tohokuru.jp/products/kaibagarasu01_01
https://tohokuru.jp/products/kaibagarasu01_02
●三輪田窯
石巻市にて、海と山に囲まれた旧校舎に工房を構える「三輪田窯(みのわだがま)」。海を感じさせる青い陶器や、波の紋様の絵付けが魅力的です。
昔、石巻の漁師が船の上で酒を交わしていたというエピソードをもとに作った「舟上徳利」や「フジツボマグ」は、底がどっしりと安定しています。
https://tohokuru.jp/products/4-or04-03
https://tohokuru.jp/products/4-or04-02
●白石和紙
石碑などに濡らした和紙を貼り、その上から墨をつけて凹凸をうつし取ることを「拓本を採る」と言います。白石市は最高級和紙の産地で、宮廷に収められているほど。
佐藤紙子工房は、白石和紙をより身近に使えるようにという想いから、拓本採りに染めの工程を加えて「拓本染め」という技法を編み出しました。模様が彫られた版木に和紙を叩きつけ、近隣の山で採れた天然染料で色をつけています。
同じ柄でも個体差があり選ぶのが楽しい工芸品です。
https://tohokuru.jp/products/4-or07-09
https://tohokuru.jp/products/4-or07-06
●宮城県のお土産を販売しているお店
【東北スタンダードマーケット】
980-8450
宮城県仙台市青葉区中央3-7-5
仙台パルコ2/5階
tel 022-797-8852 10:00-21:00
*仙台市営地下鉄南北線南1出口から徒歩1分
<暮らしをあたたかくする、東北生まれを手土産に>をキーワードに、東北各地の工芸品やお土産を集めたお店です。ギフトラッピングにも対応しています。