平清水焼 青龍窯
蕎麦徳利1点、蕎麦猪口2点、小皿2点の蕎麦用セットです。
青龍窯の代表的な釉薬の一つ「残雪釉」を施しています。
「残雪釉」はその名の通り、春の山々に残るなごり雪をイメージしており、焼成時の反応によって白色・結晶・青といった焼き色が楽しめるのが特徴です。
青龍窯の商品は地元山形の原土を用いて生産されており、原土に含まれる鉄分が焼成時に白色の「残雪釉」に反応する事で、器の表面に柔らかな表情を生み出します。
青龍窯は、山形市平清水で明治初期より代々陶器の製造販売を行っています。
平清水は山形市の南東、緑豊かな山々の麓にある静かな地区です。
ここでは江戸末期より「平清水焼」として窯業が行われてきました。
平清水で採れる原土は、各窯元で加工されて粘土となり、その後製品となります。
原土には鉄分が含まれている為、青龍窯ではその特徴を活かしたもの作りを心掛けてきました。
原元の土を活かそうと試行錯誤する中で、3代目、4代目の頃に梨の肌の様な風合いの「梨青瓷(なしせいじ)」と、春の雪をイメージした「残雪(ざんせつ)」を考案し、その後青龍窯の代表シリーズとして作り続けてきました。
現在は5代目窯主となり、6代目と共に主に「残雪シリーズ」を中心として制作を続けています。
「残雪シリーズ」はその名の通り、春の山々に残る雪景色をイメージして作られており、鉄分を含む生地に、白い釉薬を施すことにより現れる柔らかな風合いが特徴です。
優しく手になじむ商品を作りたいと考え、一つ一つを手作業で制作しています。
青龍窯の商品は、けして派手さはありませんが、皆様の日々の暮らしに長く寄り添える物、穏やかで温かい時間をお手伝いできる物でありたいと考えています。
作り手 |
平清水焼 青龍窯 |
産地 | 山形県山形市 |
サイズ | 蕎麦徳利:幅8×高さ11cm 蕎麦猪口:口径8×高さ6.5cm 小皿:幅9×高さ2cm |
素材 | 陶器 |
お手入れ | 電子レンジ可、食洗器可、オーブン不可、直火不可 |
ご注意 | 焼きもののため一点一点個体差がありますので、掲載写真とお届けする商品とは差があることをご了承ください。 |
HP | http://seiryugama.com/ |