気仙沼から、優しさと強さを込めて。

世界的にめずらしい染料植物「パステル」で染めたストール。?パステルは、中世ヨーロッパで流行した青色の天然染料です。貴族の女性たちがこぞってパステル染めのドレスを仕立てたり、ナポレオン軍の軍服の染色に使われたりしました。近代以降、インド藍や人口染料の手軽さにおされ、栽培されなくなり、長らく忘れられていたのですが、近年になって復活。幻の染料が贈る、艶めくやわらかなブルーをお楽しみください。

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みなとまち・気仙沼において女性が働ける職場をつくろうとスタートした、インディゴ気仙沼のアイテムは、女性の染め師たちが1枚ずつ手染めしています。小さな子どもを抱えながら働く母親たちの、赤ちゃんの肌をつつみたいという想いから始まりました。子どもにも、大人にも安心して使える生地を。使うほどに独特の風合いが増し、そのときどきで異なった表情を見せるパステル染めには、抗菌性・保温性・防臭性・UVカット効果など、肌を守る天然の効能がたくさん。年月とともにうつろうパステルの風合いを末永くお楽しみください。

幻の染料となったパステルは、今ここ気仙沼で育て、世界でも数少ない、めずらしい染料を復活させようとしています。近い未来、「気仙沼ブルー」をとりだすことを夢みて。