2024年は辰年!来たる年末年始のおすすめアイテム特集。
来年の2024年を共に過ごしたい「辰の干支人形」と、あたたかいお料理を美味しいままで食べられる、お正月のおせちやふだんづかいにも重宝する「漆塗りのうつわ」をご紹介いたします。
来たる2024年を、お気に入りの干支人形と共に。
十二支をそれぞれ形どった動物の置物は、その年一年間の縁起物、そして厄除けとして、古くから年毎に飾られる風習があります。十二支はそれぞれが動物神と重ね合わされており、来たる2024年は「辰」のたつ年です。
「辰(たつ)」は、様々な願いを叶えてくれるだけでなく、あらゆる物事をいい方向へ導いてくれる力があるとされています。「富や財運、幸運に恵まれますように」との願いも込められています。
下川原焼
米織小紋
干支・辰シリーズ【EC限定】
樋渡人形店
中山人形 土鈴
東北スタンダードマーケット×名取屋染工場
常盤型てぬぐい 竜の落とし子
漆塗りのうつわ
あたたかい食事をあたたかいまま美味しくいただける。ふだんづかいにぴったりな漆塗りのうつわは、お正月にお客様がいらしたときにも重宝します。
ふだんづかいにも、お正月のおせち料理にも。
陶磁器やガラスに比べてとても軽く、口当たりがやさしい漆塗りのうつわ。天然の漆には菌の繁殖を抑える抗菌作用があるため、昔からおせち料理の重箱としても使われてきました。あたたかいお料理を美味しいまま食べられる保温性も嬉しい特徴。熱いものを注いでも手には熱さが伝わりにくく、お子さまやご高齢の方でも安心してお使いいただけます。
漆器をふだんづかいできるもうひとつの理由は、その丈夫さとお手入れの簡単さ。使った後はぬるま湯で洗って柔らかい布で拭きあげます。漆器は使い込むことで磨かれ、艶が増すため、毎日使うことが長持ちするコツ。年月がたつと共に漆の美しさが際立ってきます。少しの思いやりで一生もののうつわを育てることができる、身近な工芸品です。
秋田・川連塗 寿次郎
隅切小重/朱
翁知屋
ぐい呑み
小林漆器
汁椀 七々子塗 黒
<今回ご紹介した漆器工房>
秋田県の雪深い湯沢市川連地区で生まれた、800年の歴史を持つ国指定伝統的工芸品『川連(かわつら)漆器』。
特徴は、防腐や防虫の効果もあるその堅牢さと、厚い仕上げの美しい塗り。「花塗り」と呼ばれる、技法により、「味覚」だけでなく、厚い仕上げの花塗りならではの「触感」や光沢の美しさといった「視覚」でも食事を楽しむことができます。
明治時代より代々漆器業を営んできた翁知屋。世界遺産 中尊寺金色堂のお膝元で「秀衡塗」を代々継承。秀衡塗は、堅牢な本堅地下地を用い、加飾は「古代秀衡椀」を基本として製作。菱形と短冊形に切った金箔を源氏雲の上に組み合わせ装飾した紋様は【有職菱紋】とよばれ、隙間には、【子孫繁栄・豊作】の願いを込めた縁起の良い草花が、自由でのびのびとした漆絵で描かれています。
青森県弘前市の「津軽塗」。三百余年の歴史を有する堅牢優美な漆器で、日々を彩る実用品として、地域を超えて、多くの人に愛され続けています。その創始は寛文年間の頃津軽藩において、産業開発のために興されたもの。漆液の塗り・研ぎ・磨きは38~48回にも及び、俗に『馬鹿塗』とも称されるほど膨大な手間と時間を惜しみなく注ぎ込まれて作られます。
いかがでしたか? 東北スタンダードマーケットでは本日紹介した工房以外にも、漆塗りのアイテムを取り扱っておりますのでぜひそちらもご覧ください。干支人形の入荷状況は各SNS等でお知らせいたしますので、そちらもチェックしてみてくださいね。
行く年を惜しみつつ、来る年を指折り数える年の暮れ。
みなさまがお気に入りのアイテムと共に、また良い年を迎えられますようお祈りしております。
<関連アイテムのご紹介>
日本の豊かな自然の彩りや季節感をガラスで表現する青森の伝統工芸品「津軽びいどろ」と、Rinキャンドルの優しい光をかけ合わせたカネイリオリジナル商品「びいどろっぷ」等、カネイリと津軽びいどろのコラボ商品。
#tohokuruではオリジナルアイテムも多数取り扱っております。出会ってきた工芸家の方々と、一緒につくりあげてきたアイテムや、東北の郷土文化をモチーフのグッズ等、東北愛あふれるアイテムをお楽しみください。
東北にゆかりのあるクリエイターや、わたしたち東北スタンダードマーケットが今まで出会ってきた工芸家・クリエイターの方々と彼らが生み出すアイテムをご紹介いたします。ぜひご覧くださいませ。